[:ja]鶴見小野編集部
つるみおのへんしゅうぶ

町の人が編集部員となり、鶴見小野エリア、鶴見区周辺での取り組みや暮らすひとなどを取材し、SNSなどで拡散するローカル編集部。最初は講座をひらき、プロの編集者や美術家と一緒に文と写真の表現を、映像作家や音楽家と一緒に映像で表現することのワークショップを行ないました。講座を通して完成した取材記事やプロモーションミュージックビデオは「編集部マガジン&ムービー」の中で公開中です。今後も町の魅力を発信する多世代・多文化の部活動として続けていきます。


参加アーティストのプロフィール PROFILE

齊藤真菜 さいとうまな/ライター・編集者
横浜市鶴見区出身・在住。イギリスの大学卒業、NPOを経て現在はフリー。地域の文化・商業情報について執筆する傍ら、「藤棚デパートメント」内の間借り本屋「Arcade Books」で、本のセレクトや販売をしている。

大洲大作 おおずだいさく/美術家
写真を通して人々の生活を写し出す。最近は、列車の車窓から見える風景の中に光や人々の営みを見つけて切り取り、実際の車窓に投影する方法で作品を発表している。

内海拓 うちうみたく/映像作家
クロマキーや映像を切り撮った素材を合成し組み合わせたコラージュ映像や、音楽制作チームのMV制作に取り組む。映像の面白さだけでなく、鑑賞する行為全体に影響するような創作を心がけている。

大野志門 おおのしもん/音楽家
ピアノ演奏や、ラップによる楽曲制作、ライブ活動を行う。音楽の中でも、ジャンルにとらわれず活動範囲を広げるような挑戦をしている。ピアノ演奏では現代音楽を主に行う。[:]

小野町 仮装盆踊り

by きょちゃん

私は生まれも育ちも鶴見区の女子です😊 小野町には20年近く住んでいます!そこで毎年行われる仮装盆踊りがとても楽しく、ぜひ多くの人に知ってもらいたいと常々思っていました。そして!やっと、その機会がきた〰!という訳です。

盆踊りで仮装をするようになったきっかけなどなど気になることを小野町女性部長、杉本さんに取材させていただく事になりました。当日は「私より詳しいであろう?」とお仲間の山内さん、木村さんも同席していただきました。

(左から)小野町女性部長の杉本さん、木村さん、山内さん

なんでも、「みんなに楽しんでもらいたい!」の一心でもう50年位前から仮装されていて、40~50年前は小野町商店街などの道路を仮装姿で歩いて道路の真ん中に山車を停め、その回りを踊ったそうです。その後、工場の跡地に下野谷町第二公園が出来て現在の形になりました。三町会から仮装されている方々がいて、昔は個人で飛び入り参加されている方もいたとか。

小野町自治会提供
小野町自治会提供

何の仮装をするかは、その年に流行った出来事を振り返り、何をしたらうけるかと各町会で話し合って決めるそうです。昔は手作りだった衣装も今はネットなどでそろえる事が多くなりました。パッと見た中でも、白無垢の花嫁、相撲取り(化粧回しは手作り)、ゲゲゲの妖怪楽園、ドラゴンボール、アンパンマン、フラワーガール、ディズニーキャラクター、チアガール、一休さん、ルーズソックスの女子高生(平均年齢70代)などまだまだ沢山あります。

お孫さんのルーズソックスを借りたという女子高生姿の皆さん

町内の盆踊りなので、焼きそば、焼き鳥、わたがしなど出店も安くって美味しい、ゲームもありで私の楽しみの一つでもあります。あ!生ビールはかかせません(笑)

コロナ禍が終息して来年はぜひ開催して欲しいと熱い思いでいっぱいです。

取材中は持ち寄っていただいた写真を観ながら楽しい時間になりました。
協力して下さった皆様ありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

取材・文:きょちゃん
写真:鶴見小野編集部